空へ向け投げたら
必ず落ちてくるでしょう
高く投げたボールも

香りに優しく包まれても
いつかは散ってしまうでしょう
愛らしく咲いた花も

風を追い走ったら
やっぱり苦しくなるでしょう
足が速い生き物も

ねぇ 幸せも同じなのかな?
時が過ぎれば
”不(ふ)”の帽子をかぶっちゃうのかな?

日溜まりで寝ている白黒の猫
そっと夢の中をのぞいたら
「きみ シアワセナンダッケ?」

澄んだ青に惹(ひ)かれたように
明るい素顔に癒(いや)されたように
消えない足跡に学んだように

喜びで抱いたものは深めていたい
生涯 幸せが幸せであり続けられるように
大事に思う気持ちを忘れずに注(そそ)いで





波打つ水鏡のよう

あなたと見つめ合い

君と向き合い

日々の夜を織り成す微笑み


見える輪郭(りんかく)を変える月のよう

互いを見せ合い

互いが受け入れ合い

よどまぬ月明かりにこぼれる言い訳


誰も結べない星の光のよう

あなたといつでも

君とどこでも

またたかぬ輝きに感じ合う正直な熱


自分の影を見れぬ夜顔のよう

私は咲きながら

私を摘(つ)みながら

聴こえぬ夜想曲に流れる一片(ひとひら)の時





”な〜にもしない”

心を開放しよう
重たいものを置くように
時の流れを忘れて

たまには そんな一日もいいよね?

”すこしもがんばらない”

思考は休息させよう
好きな歌を口ずさむように
お気に入りの服を着て

久しぶり そんな自分でもいいよね?

”かたちにとらわれない”

ポエムっぽくないポエム作り
思いの遊び場のように
言の葉を自由に遊ばせて

時には そんな一編があってもいいよね?

”ゆるりとまったり”

白い泡の口ひげ
ほろ酔い気分の夢のように
真昼に開けたビール二本

プチ贅沢 そんなご褒美があってもいいよね?

”楽しみながらファイト”

命を豊かにしよう
世界が素敵に広がり続けるように
思いやりと元気な希望を持ち続けて

いつまでも そんな生きた化石でありたい





一人に一つ

みんなが持っているこころ

いつも在(あ)る場所は命だけ

昔から少しも変わらない

こころがすむ尊(とうと)い場所

どんなに重たくても

一瞬も手放せない宝物

時をかけ育む宝物

笑うことがとても好きなこころ

「あはは!」って元気な声で

「いひひ!」って陰(かげ)に隠れて

「うふふ!」って楽しみを抱え

「えへへ!」って照れくさそうに

「おほほ!」ってちょっぴり誇らしげに

世界中の神さまも笑い方は様々(さまざま)

明るい言葉を届ける声のよう

命を通し人生を描くこころ

今日も素直な気持ちで笑い

つなぐ明日を笑顔にしよう

癖(くせ)のある笑い方でも

あたたかな魔法が花開くように

こころを優しく見せていこう

一日一日 変化を楽しんで






雨上がりに広がった青空
陽光を浴び輝く新緑(しんりょく)

少し開いた窓
子守唄代わりのやわらかな風

笑い声弾む昼休みの後
ささやかな顔隠しに立てる教科書

すぅー すぅー
こっそり

窓際の席で
声も素敵な君は居眠り中

もにゃもにゃ もにゃもにゃ
ぐっすり

後ろの席で
睡魔を慕(した)い僕もお昼寝中

うとうと うとうと
まったり

陽気な季節も
穏やかにちょっぴりうたた寝中

元気に育った眠りの森で
一緒にとる夢心地の実

心通わせ合う毎日に
抱く気持ちは素直な色

いつも何気なく起こしてくれるチャイム
濃(こ)い眠気は澄み切った笑顔

目が合い小さく笑う二人
言葉のない会話にも色づく心

一日の仕事を終えた黒板も
淡(あわ)い詩を思い出したように優しく微笑んで






「ありがとう」

触れる思いは温かく
心が紡ぐ言葉

「ごめんなさい」

明けぬ思いに眠れず
心が送る言葉

いつ憶えた言葉なのだろう?

素直に言えなくなったとき
きっと僕は僕でなくなるよ

ふとそう思った笑顔の春

木陰で夢見る子猫のように
彩りに踊るモンシロチョウのように

これからも大切にしていきたい

伝える「ありがとう」も
締め付ける「ごめんなさい」も

この命にある心の言葉にして






広い空が似合う澄(す)んだ青

耳をすませば

開いた心に聞こえてきそうな

優しい風の歌声

あたたかな合図にこたえるように

さくら色をした花びらも

いっせいに散り

風歌に乗って流れて行く景色

色とりどりのいきる喜びが

溢れ見えているような素敵な季節

決して一色では描けない豊かな巡り会い

胸いっぱいに美しく愛しく感じ




忘れられない素敵な瞬間
人生にどれだけあるのかな?

記憶と数えてみても
きっと数え切れないよね

いろいろな時を越え
たくさんのことを感じ生きてきたから

なんとなく夢見ながら
全身でしたたかに紡いでいる日々

時に気心知れた友と笑い
時に心向くことに飛び込んで

摩訶不思議なおもしろさも
無数にあるこの世界

何があっても大丈夫
体温のように溜め息も温かいから

離れない素晴らしい瞬間
人生にどれだけあるのかな?

記憶と数えてみたら
とても数え切れなかったよ

喜びの羽音に導かれ
命が輝く幸せの物語





空が青い日も

雨傘をさし歩く日も

うつむかず笑って過ごすこと

理想の毎日のように思えても

ときどき なんとなくそう思って

ちょっぴり素敵な笑いを見つけているよ

大きな幸せとは言えないけど

日々を思い描ける魔法が解(と)けぬように

日常にある世界を楽しく変えていこう

夢想の原石を磨(みが)いている時のように

これからの喜びに心羽ばたかせ





頑張っているんだよ
これでも

聞こえる雨音のように
目に見えないけれど

前を向いていられるよ
今はまだ

触れる日差しのように
指で描けないけれど

笑顔にならない精一杯が
時々思う空の青

涙に満ちた無力さが
無意識に探す空の七色

明日に向かえているかな?
昨日よりも強く

生きる海原のように
波も様々だけれど

今に尽くし生きていくよ
笑いながら 泣きながら 夢見ながら