きっと誰もが憧れる在(あ)り方

ずっと誰かが思い描いている世界

理想と痛みを重ねながら

思いとともに進める時の歩(ほ)

花開けぬことのようでも

見上げる空が広いように

流れる海が深いように

そうあってほしいんだ

歩み生きる人の心も

優しい輝きを放つように

命を通し願い続けていこう

すべての心が幸せになれる星の上

一編(いっぺん)の物語から

言葉になった願いを羽ばたかせて





前に進もう

心樹一天(しんきいってん)

先へ進める


”なんとなく”だって

”とりあえず”だって

時には奇跡への始まり


まずは動いてみよう

咲きかけの花のように

折れないしたたかさを持ち続け


魂に応えよう

大丈夫

命は応えられる


脈を打つ人生のとき

いきたい思いを貫こう

今以上を夢中に思い描いて





ぽっ

ひゅるるぅ〜

ドォーン

君と見上げた夜の花


ふわりっ

きらきら

パラパラー

君と咲かせた夏の奇跡


浴衣姿の二人

うっかり買い忘れたたこ焼き

メロン色に染まったかき氷

つないだ手に伝わるときめきの心音


えっ

ぅうん

ドッキンドッキン

二人だけのやわらかな初めて


心の星空に開いた甘酸っぱい花

まるで色鮮やかな羽のような花びら

帰り道の夢の余韻(よいん)の中

優しく輝き合った「また明日ね」






怒りの嵐が起きるほどに

聞き飽きた言葉が

「ごめん」だなんて

どれだけ悲し過ぎること

この身が震えるほどの

感情の激しい暴れ様

返り咲いた憤(いきどお)りは押し出され

涙となって流れ落ちていく

乱舞する絶望感の鎮(しず)め方

誰か僕に教えてください

風が愛(め)でる花の香りのように

雲間から降り注ぐ光の奏でのように





命の色が素敵に見えるように
一日一日
人生のページを書き進めながら
二足歩行(にそくほこう)の想い人は
今を紡(つむ)ぎ喜んでいるよ

人と繋(つな)がることを怖がりながらも
人を好きでいたいと心から思うなら
抱いたものは置き去らず
踏み出す一歩を信じてみよう

”一瞬”と”瞬間”の意味の違いは
解(わか)らなくても大丈夫
いつだって考えることを楽しめたなら
それだけで心に笑顔は生まれるから

青い地球が焦らず旅するように
一日一日
人生の景色を幸せに描きながら
二足歩行の夢追い人も
今を惜しまず歩み続けるよ





澄(す)み切った空に流れる天の川

離れた川岸からは見えぬ最愛の人

川面(かわも)に輝く愛しさの星々(ほしぼし)

夏の一夜に交わし合う素直な笑顔

可愛(かわい)さに惹(ひ)かれたあの日から

変わり始めた互いの存在(いみ)は何より深く

今宵(こよい)も変わらず願うことはただ一つ






触(さわ)れないいたずらっこの仕業(しわざ)かな?
深い夜のあの不思議な謎めき

それとも
見えないぐらいにできた小さな傷のせいかな?

ひょっとして
忍(しの)び足が上手な昆虫(こんちゅう)さんだったりして?

寝ている間の静かな出来事
ふと水帽子(みずぼうし)にも思えたその二つ

両足のかかとに顔を見せた水ぶくれ
ぷくっとなっている水ぶくれ

まるで水帽子の言葉のような
少しの痛痒(いたがゆ)さも一緒に

顔を傷つけないように
滴(しずく)が出てこないように

そっと見守った七日間
「またね」もなく小さくなっていった毎日

きっとずっと解(と)けないね
明るい朝に見つけたあの不思議ななぞなぞ

ぷくっとなった水帽子が
どこにも見えなくなった今日では





命が鼓動を打つよう
歌い続けたい心

限りあるものを愛しみながら

優しさの手をつなぐように

悲しみが涙を流せるように

理想のまなざしが輝き続けるように

喜びの笑顔を見せ合えるように

一つ一つを編み込むよう
歩む人生に刻み続けていこう

「温かな絆があっての幸せ」と

感謝を抱く命のよう
心を歌い続けよう

巡り会う奇跡と歌声を重ねて





聞こえるのかな?
目覚まし時計のアラーム

湿(しめ)った風を伝い
流れてきた寝起きの雨雲

まるで歩くナマケモノのように
のっそりとした流れ

着替える前に
テレビをつけた朝

和服も似合いそうな
お天気お姉さん

傘をさしている左手
幸せを歌う銀の指輪

ポツ ポツ ポツリ
濡れるものに伝わる澄んだ響き

つかめない雨粒の体温
時に優しい一瞬をくれるおもしろさ

たまには濡れてみるのもいいよね
揺り起こした遊び心のまま

雷様が友達にいる雨雲
あくびの後にこぼれた涙

ほどけぬように結んだ靴紐(くつひも)
忘れず傘を持つ右手

今日も一日楽しみながら頑張ろう
明日も良い日になるように






青い空を泳ぐ白い雲

風のささやきに微笑む花たち

形のないお守り代わりに

そっと息を吹きかけ

魔法をかけてくれたあなた

翼がある意味に気付いたかのよう

早く世界へ飛び出したそうな夢飛行機

生まれた時から広い空

まだ見ぬ喜びと出会えるように

心を乗せ高く飛ばしてみよう

魔法がかかった夢飛行機

道なき未知を目いっぱい楽しんで